ビッグモーターの不正について。 事件のまとめと板金塗装のプロ達からも意見を聞いてみました。

ビッグモーターの不正について何が起きたのか?

毎日のように報道されているビッグモーターの不正発覚について。板金塗装を扱うメディアとしても、この件に触れておきたいと思い取り上げました。

そもそも何が起こったのか?ビッグモーターの不正とは?

ビッグモーターが行ったとされる不正は簡単に説明すると、修理費用の不正な引き上げです。

 

1.修理費用を引き上げる為に修理依頼のあった車に新たに傷つけ、不要な修理を行った。

2.引き上げた修理費用を保険会社に請求。

 

1.は報道によると、故意にタイヤをパンクさせる、ゴルフボールを入れた靴下で車に傷をつけるなどのかなり悪質な行為があったようです。

大切な車を、売上の為に傷つけるような行為は決して許されるようなものではありません。

 

2.保険会社への水増し請求についても、本来は必要のない修理で支払額が増えたために保険を使用し、その結果、保険の等級が下がり、支払う保険料が上がってしまったお客様もいらっしゃるようです。

また、今回の不正とは別ですが、店頭前の街路樹を除草剤を使用して意図的に枯らしてしまったのではないか?というような疑惑も出て来ているようです。

こちらも同じく決して許されることではないと思います。

どうして不正が起こってしまったのか?

不正が起こってしまった背景については、TV報道を確認すると、ビッグモーターの利益至上主義が一つにはあるようです。

今回不正が発覚した板金部門では、売上に高いノルマが課せられていたようですが、車の修理というのは会社がコントロールできるものではありません。

例えば、コロナ禍では車で旅行を行う人は減少しました。当然車に乗る機会が減少すれば、事故を起こしてしまう頻度も当然減少します。

頻度をコントロールできない中では売上をあげようとすると、修理の際に自社を選んでくれる人を増やす集客施策、もしくは単価を上げる(修理以外の価値の提供を行う等)の2つが通常の手法であると思いますが、限界はどうしてもあるはずです。

その中で高いノルマを設定し続けたことにより、不正という手段を選ばせてしまったのも一つなのではないでしょうか?

 

Youtubeに、元社員が開設する動画がありましたので、こちらも参考まで。

【ビッグモーターの起こした不祥事について元社員が解説します】

 

この件について、板金塗装のプロ達にも意見を聞いてみました。

*一昔前は、お客様から、「保険を使うのだから今回の事故とは関係ない箇所も直して欲しい」などの無理な依頼も多々ありました。そのような無理な依頼があった場合は、中古部品を探して修理費用を浮かしたりして修理費を捻出することもありました。損保会社は、町工場に対する調査はとても厳しくとても不正が出来る状況ではありませんでしたし、お客様の車に傷をつけてまで修理費を上乗せするようなことは考えもしませんでした。

 

 

*まだ報道されていませんが、修理を行うには修理工場が修理車両の損傷個所を見積もりをしてお客様の了解の上修理着工に及びますが、保険修理の場合は損保会社と修理工場で事故損傷箇所の損害額を協定し、保険契約者へ支払われるはずの保険金が直接修理工場へ支払われる仕組みになっています。ビックモーターが行った不正請求は、お客様に修理箇所や想定される修理金額の了解を得ないまま保険金が支払われてしまう経緯があったからかもしれません。

 

 

最後に

ユーザー側としては、今回のような事件(修理を依頼した車が新たに傷をつけられる)を防ぐことは非常に難しいと思います。

それを踏まえてお伝えしたいことは、やはり信頼できる板金屋さんに出会うしかないと思います。
どんな板金工場が信頼できるかは、このサイトの記事でもご紹介しておりますので、参考にしていただければ幸いです。

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